イケナイ恋~おにぃちゃんに寄せる想い~(前編)
プルルっプルルっ♪♪
ガチャッ
この電話によって、一発で俺の後悔は消えることになった…。
中「もしもし?りょーすけ?」
良「あっ!うん…ってゆーか…ごめん…。」
中「いいよっ♪別に、気にしてないから★☆」
良「でさぁ…わりぃんだけど「悩み事でしょっ?」
良「えっ?」
中「良介のことだから、なんでもわかるょっ↑↑」
良「…そぅ…なの…?」
中「うんっ♪で、悩み事はなに…?」
良「おぉーーーー!?さりげなぁーく、俺の話題消されたぁぁぁ!?」
中「うんっ♪消し去った…◆」
良「…。まぁ、いいか…。実は…さ、インターネットでゆらのケー番が流されてんだよ…。でな、この前教えたばっかだったし、お前のこと…疑っちゃって…。ホント、ゴメン!!!!」
中「そういうことかぁ…。まぁー、いいよっ♪犯人捜し、協力してあげるっ↑↑」
あー…。
俺、ホントにいい友達持ってるなぁ…。
中「ねぇ、ゆらちゃんの今のケー番教えた人、全員調べること、できる?」
良「あっ!俺は分かんねーけど…。ゆらだったら、たぶん…?」
中「ふーん♪だったら、ゆらちゃんに聞こっか☆」
ぷちッ!
ツー…ツー…ツー・・・・
ケータイは、一方的に切られた。
そしたら、その瞬間に「ピーンポーン♪」という音が鳴った…。
そして俺は、すぐに状況を察知して、ドアを開けた。
ガチャ。