イケナイ恋~おにぃちゃんに寄せる想い~(前編)
ガラッ
ゆ「ぉっ、おは…ょ?」
あっ!!
いーこと思いついたぁー!
も「あの…さ、話あるんだけどぉ…。」
ゆ「えっ?あ…ぅん。」
ま、どうやらネットにアドとケー番はったのはうちだったってことには気付いてるみたいだけど。
そして私は人影のない空き教室へゆらを連れていった。
も「あんたさぁ…知ってたでしょう?ウチが良介君のことだぁーいスキなの。」
ゆ「う…ぅん。」
も「だったら、なんであんたが…」
ゆ「ゴメン!!大丈夫…。二度とお兄ちゃんのことなんてスキにならない…。」
も「これだけで…。これだけで済むと思わないで。」
私は、教室を出た。
ゆらを一人残して…。
人に裏切られる気持ち…。
あいつにも、分からせてやる!!