鉄のココロ
『今日、どこに泊まるん?』
『ウチに決まっとるやん!』
『ええっっ!!
ホントに言っとるの?』
『マジやって!
親にも会わせたいし。
まっ、かわいい後輩としてやけどな(笑)』
『でも、なんか緊張する(笑)
お嫁さんっぽく、
お義母さん、何かお手伝い致します!って言ったほうがいいんかな?(笑)』
『アホか!おかん、ぶっ倒れるわ!
それだけはやめてな(笑)』
緊張のせいか車はあっという間にてっぺいの実家へと着いた。
『ただいまー』
『あらー、ようこそー!
初めまして、てっぺいの母親のクルミちゃんでーす!』
なんだか安心して、
すぐさま挨拶をした。
『はじめまして、てっぺいさんの後輩のシンちゃんです!』
クルミちゃんは笑ってくれて、僕を居間に招いてくれた。
てっぺいも
『お前らアホか!(笑)』
って笑ってくれた。
親父さんも仕事から帰ってきて4人で食卓を囲む。