スリー・イヤーズ・カタルシス
【夜の街のすき間の闇で】


よお、久しぶり。



うん、生きてたよ。



ほらちゃんと足もあるし



日に当たれば影もできる。



どこに行ってたかって?



よくわからないくらい



遠いところさ。



まあ慌てるなって。



おれも誰かに話さなくちゃ



気が触れてしまいそうなんだ。








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