同居人は…先輩…!?【前編】

『タクが腹黒なのは知ってるから、私が日本に帰ってるうちに何かタクに諦めるように手をうっとかないと…この子何するか分からないしね？』


亜希さんがまた笑う。


「でも何で…こんなドッキリ…？」


夢かと思うような事が重なって、何がホントに聞きたいのか忘れてた…。


『さっき言ったように、私には中１から付き合ってる彼氏が居るんだけど…。やっぱりずっと平凡な感じで一緒に居ると、マンネリ化するじゃない？』


『別にしてねーし。』


『ヒロはうるさいっ!!で！二人の愛を確かめる機会を作る為に、こんな若干無謀な計画を立てたって事☆』

亜希さんがウィンクする。

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