エターニア
しばらくして、あたしはテニス部に入部した。

その部活帰り、ヤツをみた!!

うちと中学の頃から話してた友也も一緒に。

「おぅ・・・。」

「あぁ・・・やっほ~」

その頃にはもう、席がえ後の席も近く、普通に話す仲になってた。

「ヤクルトいる?」

なんでヤクルト??

って考えてたら、言葉にも出してた。

「あぁ、ユニフォーム買ったらくれた。」

なんでだよ(笑)

「いる!!ってゆーか、野球部なんだ?」

「うん。」

なーんて話をしてると、駅のほうから

「あっ!?春ぅ~?」

「あっ!!あーちゃんだぁ!!」

あーちゃんは中学校の頃、隣のクラスだった、そこそこ話してた人だった。

そして、あーちゃんは可愛い。

「友也もやっほ~!!ん?隣の人誰?」

って質問に、友也が、

「幸だよ。白中だったやつ。」

「へ~ぇ・・・」

気づいたら、寺岡とあーちゃんは、仲よさげに話してた。

実は、その時、ちょっと嫉妬してたの、気づいてた?

あーちゃん、可愛いから、好きになっちゃうのかなぁ・・・って。

楽しそうに話してるのがうらやましくて。

「ごめん。時間やばいから帰るわ!!」

あたしは逃げるようにして帰った。

「じゃーな!!」

何も知らない寺岡から逃げるように・・・。

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