きっとここで君に出会うために



あたしの為に夜ご飯を早めに作ってくれて、

まだ時間があるから二人でコーヒーを飲んでいた。



それを見て苦笑いしてしまった。


あの砂糖はいれすぎだったな。


今考えても気持ち悪い。



ぐいっと一気にブラックコーヒーを飲み干して、

その感覚を無理矢理消した。



今はちょうど6時。


まだ30分も時間があるのに、

もう準備はバッチリだ。



そんな自分にも苦笑いをする。


あたし楽しみなんだ。




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