ーI Believe イマデモキミヲー
――――――クラス発表掲示板

「1年1組・・・か。」

名簿を見た感じは知ってる奴なんていない。
まあ、俺の出身中学校で雅丘受けた奴は女だけだし?
俺は女には興味ねえからわかんねえし?
正直・・・女なんてどーでもいいと思ってるから。

学校に着いたときはもう、1時間目が始まっていた。
たぶん・・・あれだろ。
委員会とかいろいろ決めるやつ。

昇降口でシューズに履き替え、自分の教室に行こうとしたとき、
なんか先輩に絡まれた。

あー。
めんどくせえな。

「てめえ、1年坊主だよな?」

「あーはい。今日入学しました。」
めんどいから適当に答えよw

「入学式から遅刻とか度胸あんなー!!ははは」

「あのー、もう行っていいっすか?」
しかも、先輩の数が何気に多いし。w

「お前、この髪はなんだよ」

「あ、地毛です。」
たぶん、色のことだろーよ。
しょうがねーじゃねーか。
生まれたときから茶色なんだから。
“地毛です”しか言いようねえし!

「これ、染めたよなー?」

「染めてないです」
染めてねえって言ってんだろ。
頭おかしいんじゃね?こいつら。
日本語わかりますかー??w

「お前等、こいつやっちゃってー 笑」

はあ・・・
まためんどくせー奴ら。

「あっ!!」

その言葉に男たちが怯む。
その隙に逃げる俺←
決して弱いわけじゃないよ?
ただ単に。
めんどくさいだけ。

「うわー逃げてやんの-」

と、さっきの先輩が言う。
だから逃げてねえってw


――――――教室
あーあ。教室着いちゃったorz
とりあえず・・・入るか。
“ガラッ”

みんなが一斉に見る。
・・・そりゃ見るわな。
そんで、女子の歓声が上がる。

なんだよ?
俺、なんかついてる←?

まあ不安に思いながらもとりあえず席につく。

と、同時に隣の女がこっちを見つめてる。

・・・・ふつーに可愛い←

が、素直に言えない俺。

「なんか用?」

俺、素直じゃねえ。←


「い・・・いえ?なんでもないけど?
 自意識過剰なんじゃないの?」

あ、そうですか・

すいません(笑)

でも、こいつ可愛い。w



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