素朴な疑問
で 何故 私は彼の人の くだらない モテ振りに嫉妬したか?
            
負けのくだらない争いに負けたからだ。
            
私はそのサイトでは手当たり次第に後先考えず リストの人数を増やしていた。
            
それも遊びの一つ。
            
って教えてもらったんだもん。
            
私はそのサイトのブログ機能が唯一のお気に入りで 毎日 せっせと箸にも棒にも掛からない文章を書いていた。
            
三人位はコメントをくれた。
            
その中の一人が彼の人である。
            
私はその人のブログを見て文才に舌を巻いた。
            
惚れたと言ってもいいであろう。その人は私の拙いコメントにわざわざ私の掲示板まで出向いて下さり

あまつさえ礼までしてくれた。
            
それが縁で私たちは仲良しになった。
            
要するに 私は彼の人に尊敬の念を抱きつつ リストの関係者になったのである。
            
しかし お互いのブログに毎回コメントしあう程 私たちは 仲良しになったのだ。
< 7 / 10 >

この作品をシェア

pagetop