苺姫ーストロベリープリンセス†ー
第2章



次の日の朝―――――




「あーらまっりゅういちおっはよー♪」




機嫌がいい私は3時に早起きをして、



ばったりと寝室で寝ていたりゅういちを



嫌がらせとして起こした。




りゅういちは、


「・・・・・・うわあっ姫様に起こされるなど、大変失礼いたしました。今何時なのでしょうか…」



と言って申し訳なさそうに自分の腕時計を見た。




「ってまだ3時すぎじゃないですか!そりゃ俺だって起きてませんよ…!大一昨日は遅くまで姫様を探し回ってたんですからね!」




なによお、さっきまであやまってたくせに。




低血圧なのに、朝からよくそんなにいきなり大きい声でるよねー。




「まあまあそんなのいいからさあ!皆で海行くよ、海!」





「え…海・・・・・ですか?」
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