重なる拳~夕陽の約束~
「た…け…し」





「あ…兄貴…」




「て…てめぇ!!」





気絶していた豪の兄貴、瞬は立ち上がり再び俺に殴りかかろうとしていた…





「兄貴、邪魔すんな雄輔は俺がやる!!!」






「だぁまぁれぇぇぇぇぇ!!!」







と奇声を上げながら走ってきた…





「く…くそ…」






もうだめだ…





あんなの相手する力はもうねぇ…




やつがもう俺に後、数歩で近づきそうな時…
< 106 / 139 >

この作品をシェア

pagetop