重なる拳~夕陽の約束~
豪はフラフラになりながら近づき殴りかかってきた…




ヒラ…





ギリギリで俺はかわし…力をひぎだし…





「うぅぅぅぅぅぅおりゃああ!!!!」






滝沢兄貴にやったように、体を回転させ跳び回し蹴りをこめかみに入れた!!!






ドガッ…






「ぐはっ…」







バタン…








「はぁ…はぁ…はぁ…勝ったぜ…ばぁーか…」






フラッ…







ガシッ…





「大丈夫かよ…雄輔…」






倒れそうになった俺を暁は支えていた…





「あんまへーきじゃねぇ…わりぃケド肩借りるぞ…」





俺と暁は屋上を出て…階段を降り校庭に出た…





「雄輔…やったな!!」



「亮…」





「さすが…だな…」





「隼人…」





「勝つと思ってたよ!!」




「剣斗…」





「やっぱりお前は強いなぁ!!!」





「へ…何言ってんだ…おめぇがいなきゃ勝てなきゃ勝てなかったぜ…暁!!」





「ありがとな!!」



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