重なる拳~夕陽の約束~
「おいおい!まさか雄輔がチキンとはねぇ…」





プチッ…




いま俺の血管が恐らくキレた!!




「はぁ誰がチキンじゃあ!!!」





と俺が、胸倉を掴もうとすると




「よし!じゃあリレー出場ね!!」





と冷静に暁が言い俺を引っ張り入場門に向かってった…







無論俺はキレてて連れてかれてる間ジタバタしてた…






けど、






観念して





「しょうがねぇな…その変わりまけんなよ!」





「もちろんだよなぁ!!」




「あぁ!!」





そして、入場門につく、




俺らは第一レースの7コースとアウトコースである!





ちなみに俺らの順番は、



一番 俺

二番 亮

三番 剣斗

四番 隼人

アンカー 暁



である。






グランドに入場すると一年の全クラスから歓声が聞こえる…





俺は歓声に軽く圧倒されていたが、自分ね頬をパシッと叩き気合いを入れた…






“パシリにはならねぇ”という気持ちをこめて…






俺はスタートラインについた…




クラウチングスタートの態勢に入ろうとすると、





「雄輔くん頑張ってぇぇ!!」






とA組の観客席から聞こえた…




そちらを向くと松下が手を振りながら応援してくれていた…
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