重なる拳~夕陽の約束~
剣斗の顎に野球部の野郎の振り上げていた肘がクリーンヒットした…




端から見たら事故に見えたが、殴ったやつがクスッと笑ってたのが見えた…




剣斗はよろけながらも走っていた…






俺はワナワナ震え審判に抗議しようとしたが、隼人がおれの手を掴み、




「ケンカじゃなくてリレーで決着つける…手はだすな…」




すると、隼人はコースにつき隼人のバトントスを待っていた…



剣斗もなんとか走りきり四位で隼人にバトントスした…




剣斗はゴールするなり倒れ込み俺は剣斗のもとに駆け寄った…





「大丈夫かぁ?剣斗?」






「あぁちょっと大丈夫じゃねぇ…へへッ…今は俺よりリレーの方を…」



俺はその言葉でリレーの方をみると隼人はあっという間に二位になっていたが…





一位と三位の野球部が審判に見えないような邪魔をしていたため中々おいあげられず…




二位でアンカーの暁にバトンは渡ったとここで三位だった野球部が転んだ…



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