重なる拳~夕陽の約束~
二人ならんで歩いているが…なんか違和感を感じる…




すると…




「はいっ…」





まもりは手を差し出してきた…




「え?」







「手つないで…」






“そうだこの違和感は手を繋がなかったからか!”





俺はズボンで手汗をふき、まもりの差しだした手を握り、少しの間だけのデートを楽しんだ…





まぁ何はともあれまもりと付き合えてめちゃくちゃ嬉しい!!!






でも…喜びのぶんだけ悲しみもあることをこのころの俺は知らなかった…
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