重なる拳~夕陽の約束~
バシッ…




ドガッ…






ずがぁ…





バキッ…





「うりゃぁ!!」





「くそがぁ!!」







「死ねぇ!!!」








そして数分後…






白仙の連中のほとんどはのした…うちらもほとんど、やられていて残ってるのは俺ら5人と後、数人しかいない…






「つかぁ…ハァ…ハァ…滝沢たちは?」






「わからねぇ…逃げたか?」






すると…




「さすがは隅高のルーキーたちだ…」





と滝沢が屋上から校庭にいる俺らに叫んだ…




「てめぇ降りてこいよ…チキンがぁ!!!」



「まぁ…ただ殴り合ってても詰まんねえ…だから白仙名物デスタワーを始める…」




「デスタワーだと?」






「ルールは簡単だ…校舎の一階をスタートして俺がいる屋上の四階にきて俺と闘る(やる)っていうシンプルなゲームだ…参加人数は5人だ…俺らも5人だ…さぁこい!!」
< 83 / 139 >

この作品をシェア

pagetop