♥小学生からの恋♥
またもや順調!?
春休みも終わり、桜がきれいに散り始めた頃。

クラス表をもらうために、学校へ向かった。

学校に着いて、背の順に並び、クラス表をもらった。

一番最初に私の名前を探した。

やっぱりみんなそうだと思う。

4組だった。

聖は?

聖は、4組!

一緒だった。

でも一緒のクラスになって、悲劇と喜劇が同時にたくさん起こることになる。


6-4の教室に行き、聖としゃべろうとしたら、

「聖~♪」

と、あのとき一緒に歩いていた、賢そうな女の子が私を押しのけて、聖のもとへかけよる


私はしりもちをついてしまった。

すると、同じクラスになった、緑と瑠衣、そして新しく友達になった有希・未来がかけよってきた。

有希とは1年生の時に同じクラスだったらしい。

「大丈夫?」

と緑が優しく声をかけてくれた。

「うん、ありがとう。」

聖のほうを見てしまう。

「やっぱり気にならへんやんなぁ~・・・。」

この先のことを考えると自身がなくなってしまった。

ガラガラッ

先生がきた。

怖そうな先生だ。

でも話してみると、とてもおもしろくて、すぐに好きになった。

先生の話も終わって帰る時。

思いきって聖に話しかけてみた。

やっぱりあの女の子と一緒にいる。

「ひ~じりっ♪」

とちょっとかすかな親近感を抱いて、話しかけた。

女の子がにらんでくる。

びくびくしながらもひたすらしゃべった。
< 14 / 16 >

この作品をシェア

pagetop