♥小学生からの恋♥
それは、告白だ。

私は、瑠衣と緑に相談する。

「なんだ~、早く言ってくれればいいのにぃ~」

「なにをすればいいの?」

瑠衣と緑は口々に言う。

「とにかく、私これから、ちょっと照れくさいけどアピってみる☆」



そして、ある作戦が始まった。

名付けて・・・

【さっちのアピアピ作戦~♪】


「てなに!?!?」

緑と瑠衣が勝手に昨日名づけたらしい。

「まぁいいけど・・・。まずなにしよー・・・?」

「とりあえず喋るべきっしょ☆」

瑠衣にせなかを押された。


今日は、朝会だ。

ななめ後ろにいる聖に話しかけてみよう。

私は、早めに列に並び、聖に話しかけた。

「ねぇねぇっ♪どうぶつの森知ってる~♪?」

「あぁ~、知ってる、知ってる!!」

「あれ楽しいよね~♪」

「魚とかまじ釣れる(笑)」

「虫はちょっとリアルだから苦手だなぁ~・・・。」

「虫嫌いなのか~?」

「ちょっとね。」

「てか、お前って結構喋るんだな(笑)」

それから、朝会が始まっても、こそこそ喋っていた。

少し好感度が上がったような気がした。

喋ってから、仲良くなった。

そして、月日がたち、バレンタインデーが近づいてくる。

私は、バレンタインデーに告白することを決めた。

チョコは何を作ろうか、悩んだ結果、ドーナツになった。



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