BLACK BLEED




その日の放課後。


深黒は友達と別れて家に向って歩いていた。


その時、風が吹き顔に一枚の名刺が当たった。


「…何だ?コレ」


深黒は名刺を手に取り、書いてある事を読んだ。


「Black…ぶ…何て、読むんだ?」


もう1つの単語が読めなくて深黒は悩んだ。


「それは、ブリードって読むんだ…Black Bleed」


誰かが、深黒の背後から言った。









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