BLACK BLEED




「指を指さないでくれる…腹が立つ」

「すみません…えっと、あの頼みたい事が…」

「知ってる。依頼料は高いけど…それでも、頼む?」


不敵な笑みを浮かべながら深黒に質問する。


「それでも、力が必要なんだ」


ハッキリと凛とした声で深黒は言いました。


「…君の熱意は伝わった、引き受けてやるよ。12時頃に仕事をする」

「そんな遅くに!」

「人が少ない時間帯にやるのが、私の主義だ」



















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