BLACK BLEED


その言葉を聞いて、深黒は明るくなる。


「何か、お前…犬みたいだな」


冷ややかな目で深黒を見つめるブラック。


「へっ!?犬?」

「尻尾を振り、主人に愛想をふる犬…何か、尻尾が見えた気がしたから」


確かに、犬耳がよく似合いそうな感じがする。


「…酷くない?」

「さぁ、仕事内容を教えよう」

「無視ー!!」



ブラックは自由人です。



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