BLACK BLEED


深黒は怒鳴った。


それを無視してブラックは話を続ける。


「今回の標的は…お前の父と母…『外道』となった者はもう人間に戻れない。だから、殺すんだ。それが、その者の為になる…そして、私の武器はコレ」


ブラックは小さな鎌を取り出した。


キーホルダーの様な形でとても武器とは思えない。


鎖も付いていて完璧にキーホルダーそのもの。


「そんな小さいのが…人を殺せるってのか」


深黒はブラックを疑いだした。


最初は、信じて依頼したが助ける方法が殺すと知って失望した。



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