BLACK BLEED
「信じないなら、信じなくて良い…でも、私はコイツと何人もの『外道』を殺してきた」
ブラックの蒼い瞳が不気味に光る。
その瞳を見て、深黒は震えた。
(かすかにだが、殺気を感じ取れる…コイツは…プロの殺し屋だ)
深黒はそう思っていた。
「あぁ、言い忘れていた…私は殺し屋じゃないから」
ブラックじゃ深黒の心を読んだかのように言った。
「何で、俺が思ってた事を…」
「心とか読めないから」
「読んでるじゃん!」
素早くツッコミを入れる深黒。