BLACK BLEED



かすかに口元があがっている。


そして、鎌を構えなおす。


「海堂深黒!武器と心を通わせろ」

「心を?」

「出来るはずだ。お前なら」


心を通わせるの意味が判らなかったが、とりあえずやってみた。


すると、言葉が頭の中に流れ込んできた。



 -Я-

【やっと気付いたか】

「誰…」

【僕等だ。相棒】






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