Stupid Love





「なんか変わった人じゃなかった?不動産屋さん」


私たちはあのあと家をでて、とぼとぼと歩きながら帰っている



『確かにっ
めちゃめちゃ丁寧だったけど、なんか変だったかもっ!』


「うーん何が変だったんだろ~
あっねぇ家どうするの?」


私は本題に入る



『私、今のとこしか考えられなくなってきた!』


えっまじ??



「じゃあなんでさっき入居しますって言わなかったの?」


誰もが思うであろう疑問をぶつけると、


“だって、こいつちょろいなって思われたくなかったんだもん”

なんてちょっと拗ねて言うもんだから、


「ブッッ」


思わずふき出してしまった




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