この空の星を見上げて
第2章~出会い~
ー入学式当日ー

『おはよー。』

『あら早いのね。めずらしい』

母さんが珍しげな顔をして言った。

『寝れなかった…。』

僕は楽しみで楽しみで眠れなかったんだ。

そのせいで今眠い。
僕は顔を洗いなんとか目を覚ました。

そういえば僕は髪を茶色に染めていた。
鏡越しにうつる自分の髪を嬉しげに見ながらいつもより丁寧に髪をセットした。

『高校生かぁ…』

僕はあこがれていた。
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