この空の星を見上げて
体育館に入るとクラスごとに別れた。

『じゃあなぁ。友達つくれよー』

『まかせとけって』

って言ったものの、僕は奥手な方だったから、あまり自分から話そうとしない。

そもそも、知也も知也の方から話しかけてくれたおかげで友達になることができた。

『ここか…』

隣を見ると…

『げっ!』

あの受験会場にいた見た目悪そうなやつがいた。

僕はあまり意識をしないようにしていた。

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