この空の星を見上げて
『告白とかしないの?』

『1回したんだけど、あいつ本気にしなかったの』

『そりゃひどいな』

『でも大丈夫なんだ!!もう慣れたから。片思いに。』

『そっか…』

このときはまだ僕は何も言えなかった。

ーーー

2人で何話してたんー?』

『内緒ー』

この鈍感野郎!!

心の中でそう思った。

それからしばらくして不意に誰かに話しかけられた。

『あのー、バスにいた人ですよね?』

『ん?』

そこには彼女がいたんだ。
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