この空の星を見上げて
僕は隣の人を見た。
『何だコイツ!!』

僕は自分の目を疑った。

髪はもろ茶色、耳にはピアス‥

見た限り近寄り難い人だった。

そうこうする間に、開始1分前。

手の震えを抑えて、始まりの合図をまった。

『始め』

合図と共に僕は緊張が一気にとけた。

まるで呪文を言われたかのように。

僕はひたすら目の前の問題をといた。

終わりに近づくと、隣の人は寝ていた。
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