この空の星を見上げて
『お前、入江のこと考えてるだろ?』

横で寝ていた秀樹がこっちを向いて言った。

『何で?』

『顔!!にやついてるよ?きもちわりー』

『まじ?またか…。バレた?』

『バレバレ!!お前入江が好きだろ?』

『瞳にも言われたよ。好きだな。』

『お前入江と話ししてる時ほんと幸せそうな顔するからな!!』

『だって楽しいから。』

『告白しないの?』

『しない…。今はこのままでいいんだ。』

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