この空の星を見上げて
好きだから苦しいんだ。

だったら好きじゃなくなればいい。

でも無理…。

わかってた。

もう俺の心は結衣でいっぱいだった。

結衣が他の男で話してる姿なんか見たくない。

たまらない気持ちでいっぱいだった。

話したいのにだけなのに…。

ただただ結衣を見てたいだけなのに…。

僕の行動は矛盾していた。


『今日早く帰れるから一緒に帰ろうよ?↑』

『結衣…。』

『…ごめん。用事あるから。』
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