真夏の果実
「それで、あかりちゃんは好きな人いるの?」
『あたしですか?まあいますね…』
「えっ!聞かせて〜」
『あたしがバイト入ってる時間知ってますか?』
「あかりちゃんは…確か深夜が多いよね?」
『はい。それは毎日深夜に来るお客さんに会いたいからなんです。』
「そうだったの?今日も来るかなあ!?」
『多分来ますよ。』
「え〜楽しみなんだけど!来たら教えてね。」
『は〜い! あっ柊さんには内緒で。』
「了解〜!」