真夏の果実
柊の弱さ
次の日曜日。
今日もバイト。
あかりちゃんにこの前のこと聞くんだ。
「あかりちゃんおはよ〜!」
『おはようございます!』
「この前のこと聞かせてよ〜!」
『あっそれが…告白されて付き合うことになりました!』
「えーほんとに!良かったね〜!」
『はい!』
そんな会話をしていると柊がやって来た。
「柊〜!また遅刻じゃん!」
『あぁ。わりぃ。』
明らかに元気がない柊。
そのまま裏に行ってしまった。