0時43分
「雅…の」
両腕をがっしり固定し、馬乗りになる恭という男はあたしに顔を近づけてきた。
「ちょっ!!離して!!」
どれだけ足をばたつかせても、逃げる事ができない。
「何なの…」
恭は顔をあたしの首へ埋め、首筋を舐める。
「や…めて…」
あたしは初めて怖いと思った。体がガタガタ震える。声も出ない。
恭の手があたしのスウェットの中に入る。冷たすぎる手がお腹を触る。
「や…だ」
龍平助けて!!