0時43分

真っ白の髪に真っ赤な目。まるで本当に狂犬のような男…

でも、狙われるって聞いた時、この人たちから逃げたいとは思わなかった。むしろあたしは、どんな事があってもここにいたいと思った。




着々と日は沈む。これから始まる暴走は、あたしの始まりでもあるかのような気がした。



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