0時43分
「はぁ…」
案の定、一睡もできず朝を迎える。
「龍平、起きて」
「…ん」
少し唸り、枕の上にあるタバコを取り、寝たまま火をつける。
「あたし着替えてくる」
この場から、龍平から逃げるように部屋を出た。
着替えて洗顔を終え、いつものように皆で朝ご飯を食べる。
いつもと違うのは、皆無言…
疲れる……
「行ってきます」
車の中でも終始無言の3人から、また逃げるように学校へ向かった。
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