0時43分

あたしは呆然とその後ろ姿を見る。まだ逸らせない。まだ動けない。




扉の前で立ち止まり、後ろを向いたまま男は言った。








「狂犬2第目総長、佐伯銀次。乱舞龍総長によろしく。……高山羽流」








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