0時43分
なんで?
あたしの顔見たでしょ?
醜いでしょ?
もうこんな顔嫌なの。
「…やなの」
「えっ?」
「もうこんな顔嫌なの!!」
キーンと鼓膜が破れそうなぐらい大声で言ったから、あたしは肩で呼吸をしていた。
「こんなあたしの気持ちなんかわからないくせに、助けないでよ!!今日しかなかったの!!なんで…なんで死なせてくれないの…」
あたしはへなへなと、腕を握られたままその場に座り込んだ。
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