0時43分
「虎太郎、今日バイク?」
「当たり前やん!!はよ走りたてしゃあないわぁ」
虎太郎のテンションは上がり続けている。
「今日は多分乱舞龍だけだから、ポリも少ないと思うけど気抜くなよ」
雅に釘を刺されている虎太郎。
あたしは何もわかんないから、とりあえず窓の外を見てた。
着いた先はさっきの倉庫。そこにはすでに数百台はあるバイクが、待ち切れないかのようにエンジンを唸らせていた。
車の中にいて、これだけの爆音なんだから外に出たら鼓膜破れそうだな…
「んじゃ俺行ってくるわ!!」
虎太郎は車が止まった瞬間にドアから飛び出し、爆音の中に走って行った。
「虎太郎楽しそうだね」
「アイツは走る事と女の事しか頭にないんだよ」
女って…
フフッてちょっと笑えた。
でも、何かに熱中できるって羨ましい。
バイクがゾロゾロ走り出す。そしてあたしたちを乗せた車も走り出す。
「闇に集えし者達の我命に代えて守らん」
「当たり前やん!!はよ走りたてしゃあないわぁ」
虎太郎のテンションは上がり続けている。
「今日は多分乱舞龍だけだから、ポリも少ないと思うけど気抜くなよ」
雅に釘を刺されている虎太郎。
あたしは何もわかんないから、とりあえず窓の外を見てた。
着いた先はさっきの倉庫。そこにはすでに数百台はあるバイクが、待ち切れないかのようにエンジンを唸らせていた。
車の中にいて、これだけの爆音なんだから外に出たら鼓膜破れそうだな…
「んじゃ俺行ってくるわ!!」
虎太郎は車が止まった瞬間にドアから飛び出し、爆音の中に走って行った。
「虎太郎楽しそうだね」
「アイツは走る事と女の事しか頭にないんだよ」
女って…
フフッてちょっと笑えた。
でも、何かに熱中できるって羨ましい。
バイクがゾロゾロ走り出す。そしてあたしたちを乗せた車も走り出す。
「闇に集えし者達の我命に代えて守らん」