春夏秋冬
「セリさんっ遅れてごめん!」
「…セリ『さん』じゃないでしょ」
「あ…セリ、ごめん…」

私は体調を崩してバイトを休んでいた
ショウタは仕事がどんどん増えていつも残業だった

だからいつも私は待ってる



分かってる
私の我が儘だって
でも

ショウタニモットスカレタイ

「ねえ、ショウタ」
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