春夏秋冬
重みがとれた
見るとショウタは私から離れていた

「ちゃんと、する時は言うよ」
目が私を見てない
落ち着かない様子で足を揺らしてる

「女の子のキャミ姿なんて見慣れてないからさ」

「これからBOXにしよう」

……
「セリ?!」
私は泣いていた
何でかわからない
ごめん、ショウタ


私の望んだ通りの結果だった
『今のところは』
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