春夏秋冬
帰ってから
一人部屋で考える

もしかして
本当のショウタは
あの能面のショウタ

もうセミが遠くで鳴いてる

だけど
ショウタを嫌いになれない
何故だろう?

夕日が血のように真っ赤

ショウタ無しで生きていけない
恋人ではなく
その関係を何と呼ぶのか
その時私は知らなかった

そして私は気がついた時には
不眠症になっていた
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