春夏秋冬
涙が止まらないからなんだ

「ショウタ、終わりにしよう」
「…」
「私はショウタの傍にいちゃいけない。ショウタも私の傍にいちゃいけない」

「分かってくれるよね?」
「…ああ」

憎しみと愛しさをこめて
「ずっと忘れないから」
「俺も・・こんな俺を好きになってくれて嬉しかった、幸せだった。それがセリがくれた、一番のプレゼントだよ」
「あはは、色々あげたもんね」

気がつくと、ショウタの肩が目の前にある
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