俺サマ後輩×天然先輩




「あっそ。」と言って出ていく海くん。


あたしも急いで部室をでた。



「あ、おい!」



後ろから悠斗の声がしたが無視して体育館へ走った。


…だってまた2人っきりになったら何されるかわかんないし…



…まったく、悠斗は何を考えてんだろ。



しかもさっき遊びじゃないとか言ってたし――






そんなことを考えてるうちに帰る時間になった。


「おつかれー」
「おつかれさまー♪」



あたしはみんなにタオルを配る。



それだけで顔を赤くする部員たち…

あたしにはその意味がサッパリわからなかった。


…?



「理央!帰んぞ」
少し不機嫌そうな拓巳…


「…うん」




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