俺サマ後輩×天然先輩




「ぷっ!顔赤いぜ?」



「…へ…?赤くないし!!!」私は慌て俯いた。


「見とれた?」
ニヤリと笑ったのを私は見てしまった…。



「はぁ!?」
何コイツ!!ちょー生意気だしっ
むかつくぅ


一瞬かっこいいと思ってしまった自分に後悔した。



「一応、先輩なんだけど」私は不機嫌に言った。



「はーい♪野瀬理央先輩」


「よしよし♪」

ちょっと先輩ぶってみた☆



…って…あれ?



「なんで名前知っ…んっ」私の言葉を遮るように強引に悠斗の唇が重ねられていた。

…はっ!?

突き放そうとしても全然動じない。


さらにキスが激しくなる。

く、くるしぃ〜!!!


< 9 / 107 >

この作品をシェア

pagetop