枯れた心に愛を


「仲直りした?」


「うん」


「羅葡ちゃん目の色違う感じがするけど…?オジチャンの気のせい?」


「斗騎ちゃん、飲み過ぎだから!!じゃぁ皆、チャント捕まっててね♪」


「大丈夫?代行に来て……」


「平気だよ!!」


発進しようとしたら


「奈々、手ブレーキ解除しよ〜ね?」


「あっ!!ここに有ったんだ…大丈夫大丈夫♪出発進行」


張り切ったはいいが先が思いやられる。











何とか無事に着いたホテル。
玄関横付けして後は任せた。

中に入ると、外装に似合う施しがしてあり優雅な気分を味わった。


でも、何か見られてる…?幸村?違う……光希を見てる。






何で?









「光希!!」


羅穂奈「「「!?」」」


光希が2人!?えっ!?どうゆう事?


「兄さん…久しぶり」


「斗騎君も…」


「ご無沙汰してます、睦月さん」


優しく笑った。


「光…希?」


「兄の睦月。んで、このホテルの経営者。兄さん、彼女の羅葡」


「初め…、羅葡です」


「光希の兄の藤堂睦月です」


名字が…。
私を見ても何も言わない。






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