枯れた心に愛を



挨拶も終わりチェックインを済ませ買い物に出掛けた。
勿論、タクシーで


「先ずは?」


「「「下着〜♪」」」


そしたら寝てた筈の幸村がムクッと起きた。


「穂波に似合うの選んであげる♪」


「「「……」」」


「ヤッパリ〜基本は白じゃね〜?」


斗騎さんも混ざった。


「じゃぁ〜奈々は白にする♪」


「穂波は紫辺り行っとくか」


何でそんなに冷静な話し方してんの!?
普通なの?これが普通なの?
もっと恥じらう年頃じゃないの?


「羅葡には赤だな♪」


光希まで!?
斗騎さん抜かして頷いてるし。
そしたら耳元で穂波が、


「今日がチャンスだよ♪」

な〜に〜が〜?


「じ…自分で選ぶし買うからいい……」


「羅葡のお気に入りの下着が俺が選んじゃダメ?」


その顔ダメ!!言う事聞いてしまう。


「良いよね♪」


その顔も反則
わかってやってるのか!?


「わ…解ったから」


「やったぁ♪じゃぁ〜コレとコレとコレ。寝着はコレでしょ……」


「ちょっ…な…何でサイズ知ってんのよ!?」





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