枯れた心に愛を
「見飽きたとかない?」
「あり得ない。初めてなのに見飽きる所じゃないし♪シリコンなんか淹れなくても俺がでかくしてやるし♪」
「……エッチ///」
「風呂での2人よりはましじゃん?」
「もぅいいよーその話」
「ハハハッ…羅葡?」
「なによ〜?」
バカにされたから怒ってる私。
「羅葡が卒業したらさ俺、水澤になっていい?」
「……!?」
「ダメ?」
突然でビックリした。
「もぅ、俺には羅葡しか居ないし、暖かい家庭の中に俺も居たい。近い未来には子供も産まれてさ〜皆で暮らしたい…」
私は泣きながら頷いた。
その夜、私は光希と一つになった。
幸せだった。
痛かったけど、その痛みまでも幸せだと感じたの。
私も光希以外考えられないから。
その幸せはずっと続くと思ってた。
あの日
私の
身の回りで
事件が怒るまで……。