枯れた心に愛を
最後の文化祭
夏休みも終わり、私は一つ大人になりました♪
暫くの間、会社を休む事にした。
その代わりに、毎日猛勉強だ。
「今日のLHRの時間は受験を控えた奴等の息抜きに文化祭の出し物を決めて貰う。何がやりたいか各自決めて発表する事!!」
「「「はぁ〜い」」」
元々纏まりの有るこのクラスはいつも直ぐ決まる。
しかし!!今日だけは違った。
最後の文化祭って事で皆気合いが入ってた。
だから……。
「喫茶店は〜在り来たりだし、況してやメイドとか執事カフェも……」
珍しく決まらない。
「じゃぁ何にする〜?」
「「「「う〜ん」」」」
「桜木と木野先生もやってくれるんでしょ?」
「最後だしな♪ってか、俺には先生付けないのかよ」
「イィじゃんイィじゃん♪気にしない気にしない」
「ってか、桜木最近俺様じゃねぇ?」
「素だ」
「木野先生とどぅなってるの〜♪」
「コイツとは同級生ってだけで、何もない。お互い好きな人居るし」
「えぇ〜誰〜?」