枯れた心に愛を
「遠江雫♪」
クラス中から笑いが起こった。
「ナイナイナイナイ!!」
「あり得ないっしょ?」
「知り合える環境じゃねぇ〜し」
「桜木って年上好きかよ!!」
「ショック〜」
その時だった!!
“スパーンッッッ!!”
「「「「!!!!!!!!」」」」
「ミッキー!?」
噂をすればの
「「「「遠江雫!!」」」」
おばあ様!?
「ミッキー!?大変なの!!羅葡早退させるよ!!」
「ばあちゃん!?何が……」
“ピシャッッッ!!”
嵐が過ぎるとはこの事だ。
教室は静まり返って居た。
「……水澤が…ラチられた〜!?」
「いやっ、身内だ」
「ばあちゃんって…」
「おばちゃんの間違いじゃねぇ?現に遠江雫はまだ30歳だぜ?」
「だよな!?」
何とか誤魔化せた!?
羅葡は大丈夫かな?
何かあったのか?
それから皆で文化祭の出し物を考え“宝探し”になった。
それを伝えるのに羅葡に電話をしようとしたら